院長 筒井 裕介
この治療法に適応する症状
茶クマ
茶クマは、メラニン色素が沈着することで皮膚の色が茶色く着色することが原因とされています。シミの原因となるメラノサイトはメラニンよりも深い層にいますが、メラノサイトは少しの刺激でも活性化してしまうため、通常のレーザーでは余計にクマを濃くしてしまうリスクがあります。そのため治療では、メラニンのみをターゲットとした照射が重要となります。当院ではピコトーニングという治療法を採用しています。
・日頃から目をこする癖のある方
・日焼けしやすい生活習慣のある方
・アトピー性皮膚炎などの炎症がある方
ピコウェイ(PicoWay)というレーザーを使用します。従来のフラクショナルレーザーは、レーザーの熱でメラニンを粉砕しますが、ピコトーニングはレーザーの衝撃波で色素を除去することができるレーザーです。その空洞の刺激で、皮膚内ではコラーゲン増殖が活性化されエラスチンの再生や、皮膚細胞の再生が促されます。熱をほとんど発生しないため、従来のレーザーよりもダウンタイムが軽減されています。
ピコトーニングのレーザーは、メラニン色素に反応しやすい特徴があるため、低出力で茶クマ全体を照射することで、細かいメラニン色素にも反応し、ターゲットだけを分解させ、少しずつ排出させることが可能となっています。
料金 全顔4回コース 99,000円(税込)
施術時間の目安 約10分
カウンセリングでは、治療を担当する医師がクマの症状をチェックします。治療中の痛み、ダウンタイムなど、不安なことがありましたら何でもご相談ください。
カウンセリング当日に治療をご希望の方は、ご予約時にその旨をお伝えください。
治療の前には洗顔をしていただきます。
施術前は低刺激の洗顔料、クレンジングが重要なため、当院で用意しているものをご使用くださいませ。
必要に応じて塗布麻酔を行います。
皮膚の状態に応じて設定を変えながら、丁寧に照射を行います。
冷却を行います。
ご希望に応じてビタミンCやトラネキサム酸、成長因子の導入を行います。
Comment
ピコトーニングでの治療は、3~4週間おきに8~10回の治療が目安となっています。施術直後からほぼ通常通りの生活ができますが、紫外線を浴びると再発しやすくなりますので、日焼け止め対策はしっかり行ってください。