腫れにくい治療

腫れにくい手術はいい手術。術直後の腫れがないと、仕上がりは格段に良くなります。

実は「脱脂術+リポトランスファー」の手術の仕上がりを左右するのは、脂肪注入技術の違いなのです。本来、脂肪注入は0.01ml単位で微調整するため、少しでも腫れがあると注入量に狂いが生じてしまい、美しい仕上がりは望めません。腫れにくいということはダメージが少ないということ。ダメージが少なければ手術後の回復も早まります。また、脂肪の生着率には腫れが大きく関与するのですが、生着するかどうかは注入脂肪にいかに早期に血行が再建されるかにかかっています。腫れが強くなると、注入した脂肪の周囲に不要な浸出液や血液が溜まることとなり血行の再建を阻害、注入脂肪の生着率の低下を招きます。これは幹細胞を濃縮した注入脂肪の場合でも同じです。このように術直後から腫れを生じてしまうと、治療結果とお客様の術後を考えたときに、ひとつもいいことはありません。だから“腫れを少なくする努力を怠らない”これがセオリー流なのです。

腫れさせない技術力 ポイント1

脱脂術で出血をさせない

治療後の腫れの程度を左右する最も大きな要素は手術中の出血です。特に脱脂術は血管が数多く集中する眼窩周囲の脂肪を除去することから、出血させずに手術を終えるには技術が必要です。この出血を未然に防ぐために手術中の血管処理など様々な工夫と技術を駆使する事で、初めて“腫れにくい手術”が実現できるのです。

腫れさせない技術力 ポイント2

リポトランスファー(脂肪注入)は細い針で行う

頬から入れる脂肪注入法で腫れさせないポイントは、特殊な注入専用の針そのものにあります。セオリークリニック独自の注入用針は、脂肪細胞を圧迫せずに通過させる事ができます。また針の外径を細く保つことで通過する頬の皮膚皮下組織のダメージを最小限にくい止めます。また針先を丸く加工した鈍針を使用しているため、皮下の血管を傷つけない注入が可能となり、不要な皮下出血を最小限に留めてくれます。このように針の金属部分を肉薄にし、外径は出来るだけ細く、内径は広く作ることで、生着率の高い“腫れにくい脂肪注入”が行えます。

腫れさせない技術力 ポイント3

リポトランスファー(脂肪注入)は片側につき1カ所の刺入部から行う

通常、脂肪注入は頬の中央部から目の下にかけて行いますが、当院では片頬につき、1カ所のみの刺入部を原則としています。他院では片頬につき2〜3カ所の刺入部を設けて注入を行っていますが、これは注入が行いやすくなる反面、刺す部分が頬の外側や上部になればなるほど皮下の血管が多くなるため、眼輪筋など血流が豊富な組織が集中する部位では皮下出血が起きやすくなり術後の腫れを招きがちです。これを回避するため、当院では片頬につき1カ所、しかも出血の少ない頬中央部のみに針穴を限定することで不要な出血を避け、高度な脂肪注入技術により目の下すべてへの注入を可能としました。

腫れさせない技術力 ポイント4

麻酔法

目の下のように腫れやすい部位に大量の麻酔を注入すると腫れを大きくしてしまいます。そのため、目の下の手術を行う際には腫れにくいように、痛みの出るポイントのみに適量の局所麻酔を注入して「最小限の麻酔量で最大の麻酔効果が得られる」ようにしています。特に眼窩脂肪には牽引痛という引っ張られることで生じる痛みが出ます。これを抑えるために他院では多量の麻酔薬を眼窩脂肪に注入していますが、当院では眼窩脂肪の深部まで安全に到達する特殊な針を用いて、少量の麻酔で痛みを生じる部分にのみダイレクトに注入する事で、“腫れにくい確実な鎮痛”を行っています。

腫れさせない技術力 ポイント5

眼瞼結膜の切開は最小にする

セオリークリニックでは、眼窩脂肪を確実に吸引する方法として、経結膜下法を用いています。この手術法では眼瞼結膜(白目の表面やまぶたの内側を覆っている薄い膜)を切開しますが、この部位には血管が集中し、切開時に出血しやすいため、切る幅を4mm程度に抑えて、高周波メスを用いることで出血させない切開を実施しています。

Q&A 施術に関すること

なぜ腫れにくいのですか?
“目の下のクマ・たるみ治療では、腫れるのが当然”という考えのもとに手術を行っているクリニックも多く、腫れを最小限に抑えるための努力等が十分にされていないのが現状です。実は、この腫れは手術中の出血や組織へのダメージから生じるもの。ですから、手術時の出血量を極めて少量に留め、組織の損傷を減らす手技や、器具を使用する工夫で腫れを最小限にすることは可能。つまり腫れにくい手術を行うことができるのです。

私達がお悩みを解決します。カウンセリングから施術、述語経過まで、信頼ある治療を行っています。Theoryクリニック